21年度のメインイベント
「第9回フォーラム神奈川2010」が盛況裏に終わる
日時 : 2010年1月23日
場所 : 横浜開港記念会館

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12月10〜12日の3日間、東京ビッグサイト[東展示場]で日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2009」が開催された。

初日10日に会場を訪れてみた。国際展示場の東展示場いっぱいに電気メーカー、自動車メーカー、製紙会社、イトーヨーカドーや保険会社まであらゆる業種の会社。NEDO、大学、NPO・NGO、これらを見て歩くのは容易ではない。くまなく見て歩くには3日間あっても無理だろう。

ものすごい人出だ、小・中学校の生徒たちも先生引率の団体で入場してくるなど、広大な会場内ではあるが大変な混雑であった。

東6ホー去る1月23日(土)に平成21年度の「フォーラム神奈川2010」と、太陽光発電の導入説明・相談会が例年のように横浜市中区の横浜開港記念会館で開催された。
午前中の第一部、太陽光発電の導入説明・相談会は、今回、参加者が20名ほどであった。
中には東京都から2人、千葉県市川市、茨城県・東海村から1名ずつ参加した方もいた。
いつもの説明内容に最新情報も加えて、地球温暖化の現況と、いかに太陽光発電が有効か、実際に設置するとき何に留意すべきかなどを説明し、質問や相談にも応じた。
提出のあったアンケート(13人分)を見ると次のようななことことが分かった。

○参加者の年齢層:30代1人、40代3人、50代2人60代4人、70代1人他不明である。
○説明会を何で知ったか: インターネット=5人、人づて=5人その他=3人
○ 設置を考えているか:考えている=3人、すぐに設置=1人、関心があるがまだ=7人
○説明・相談会について:大変参考になった=9人、大体わかった=4人

午後の第二部フォーラムの今年のテーマは、「普及拡大する太陽光発電とそのトラブル対策」である。講演2と事例発表3が組まれていた。
参加者は、会員からの返信で参加の数が30人程度しかなかった。昨年は40人以上いたのに少ない人数になるのではないかと心配された。ただ毎日のように会員以外から電話で「参加してもいいか、予約は要らないか、無料か」などの問い合わせがあったので一縷の望みをつないでいた。やはり、当日連絡なしで見えた方が20人で60人ほどになった。会場はほぼ満席に見えるくらいの盛況となった。インターネット時代か。業者や新聞記者が見えていた。

講演1では「太陽光発電のトラブルの状況とその対策」と題して、産業技術総合研究所の加藤和彦主任研究員のお話があった。詳しいデータに基づき、太陽光発電のシステムについて、時折ユーモアも交えながらわかりやすく話された。会場のみなさんはうなづきながら聞き入っていた。残念なのは時間不足で資料としてあった具体例まで説明が届かなかったことである。

講演2は「大量普及時代を迎えた市民の役割」―買取り制度導入を巡って―と題して、太陽光発電所ネットワーク 都筑建事務局長が話された。
太陽光発電の現状、「太陽光発電ロードマップ2030+」から今後の動向。全量買い取り制度の問題点など、政策とも関係する問題の提起もあった。
会員によるトラブル事例の発表は、3名の方がパワーポイントを用いて15分間ずつ話した。

トップは小田原の古峰聖治さんが、二度にわたるモジュールの出力低下を、メーカー、産総研の加藤さん等と協力して探り当て、結局12枚のパネルを交換したという報告であった。

2番目に小田原の幼稚園経営の大石浩準さんが、3キロワットのシステムを2基を設置しているが、そのうちのパワコン一つが2年目に故障。メーカーとしては、幼稚園は事業所扱いで保証は1年間といい、10数万円と工事費数万円の見積を出してきた。保証10年と思っていたのにおかしいではないかと話し合いがつかず、結局メーカー側も保証内容の1年ごとの定期検査に来ていない、保証内容を履行していないので今回は無償取り換えということで決着したという。保証内容の確認が大切であるという事例である。

最後は相模原の塚原興治さんの報告で、モジュールの発電量低下でメーカーが対応してくれて取り換えることになったが、メーカー側から以前のものと違う型番の製品にしてくれといって付け替えた。後からわかったのだが、前のモジュールはリコール対象の製品だった。またパワコンがあるとき爆発音とともに煙を吹いて停止した。奥さんがびっくりして消防に連絡、消防車が来たが大事には至らなかった。原因はトランジスターか何かが故障して過電流が流れ、それを食い止めようとしてコンデンサーが破裂しておさまったらしい。メーカーいわく「大変まれな例です」と。

終了後、今年も近くの「楽市楽座」で懇親会が開かれ、講師のお二人を含む13人が参加した。 

・・・・・・・・・・・・・・・世話人  横谷 記