初めての出前授業、無事に終了

日時 : 2009年10月19日(月)
場所 ; 神奈川県立県立相武台高校

今年新たに挑戦した初めての出前授業が、去る10月19日(月)に県立相武台高校で行われた。
対象は3年生、物理IIと地学Iの合併クラスの生徒25名であった。

・指導して来られたのは理科(地学)の小尾靖先生
・4校時、11:50〜12:45、50分間の授業である。
テーマは「太陽と水でグリーンエネルギーを!」
・講師役は世話人の古峰聖治さん、アシスタント役は世話人5人。


授業内容
太陽光発電で発生した電力を使って水の電気分解で水素を取り出し、これを使って燃料電池を動かすというもの。
燃料電池は水素と酸素の化学反応で熱と水を発生するエンジンである。そこから生まれた水を利用して再び電気分解して燃料の水素を造れば、理論的にはずーっと動き続ける夢のエンジンができるというわけである。
 既にガスをで水素を造って使う燃料電池は、一般に市販されているが、生徒たちには未来を志向してのエネルギー利用を考えてほしいというねらいである。

4校時は、一部生徒が前の時間が体育で、着替えをして集まるので5分ほど遅れてのスタート。
講義内容が、地球温暖化防止の観点から説き起こさなければならないので盛りだくさん。パワーポイントを使っての説明で、地球温暖化や省エネについて、太陽光発電・燃料電池の仕組みまで話して置いて、其のあと実習に入る。とにかく時間との勝負である。少しの脱線も許されない。

実習では、4班に分かれて、それぞれのテーブルに燃料電池のキットを配置、まずそれぞれに電気分解に使う蒸留水を注入するところから始まった。電気分解は室内なので太陽光を利用出来ないから、やむを得ずハロゲンランプの人工太陽でソーラーパネルに照射して水素を発生させる。一方のカップの水が電気分解で減り、隣のカップのほうに水素ガスが移動して水位を押し上げる様子がよく見えて、水素の発生が分かる。時間があれば水素を燃して爆鳴気の実験もしたかったが割愛。そのあと燃料電池のセルに接続すると、自動車の模型が走り出して実験成功となる。約5分間ほど机の上をミニカーが走り回り、生徒たちは興味深そうに楽しんでいた。

時間を気にしていたがどうにか時間内に実習まで終わり、最後のまとめにあまり時間が使えなかったものの、上々のできであった。

古峰さんの「分かりましたか」の問いに、生徒たちの「超わかった!」の声がかかり、初めての出前授業を終えることができた。



・・・・・・・・・・・・・・・世話人  横谷 記